道頓堀ホテル
道頓堀ホテルは、創業者の孫である橋本明元氏が経営するホテルである。祖父は中国大陸から渡ってきて苦労しながら事業を興し、各種の事業で成功した。祖父の建てたホテルを建て替えたのは父親であるが、インバウンドの観光客に目を付けて業容を拡大したのは明元氏である。リーマンショックでホテルの経営は難しくなったが、思い切って海外の客にターゲットを当てた経営に乗り出した。そこで、打ち出したフィロソフィーは「世界の方に日本を好きになっていただく」というものである。大手ビジネスホテルチェーンとの競争を考えたときに低価格路線ではいつかは行き詰まってしまう。そこでアジアの20代の女性をメインターゲットに据えて彼女たちが喜んでくれるサービスを提供している。こうした試みを経て、新たなホテルの開店や沖縄への進出など発展する道頓堀ホテルの軌跡を理解する。