当コースは、厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」認定事業、および文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定事業です。

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塩野義製薬株式会社 鈴木 康子 様

塩野義製薬株式会社
人事部 人的資本戦略室 課長補佐
鈴木 康子

ハッピーキャリアを起点とし次のステップ

【受講前】悩んだ末に一歩踏み出す

私は関西学院大学経営戦略研究科の公開講座を受講した時にリーダーシップ力を身につける女性向けのハッピーキャリアプログラムがあることを知りました。その時ハッピーキャリアの先輩方がキラキラしているように見えてとても興味を持ちました。また、勤続年数も長くなり、自分自身のキャリアをこれからも継続していくためにはどうすべきか考えていた中で経営の知識やマネジメントの視点が必要だと感じたこともあり、受講を決めました。

【受講中】仲間と共に刺激を受けた10か月

4期生として入学した10か月間では組織マネジメントやクリティカルシンキングなどケーススタディーやグループワーク中心の授業を通じて、多くの新しい知識や気づきを得ることができました。そして、学んだことを実践に活かすアクションラーニングでは最後のプレゼンまで、チームメンバーと何度もディスカッションし、自分の職場の課題解決に取り組んだことはチームビルディングを学ぶ貴重な経験ができたと感じています。視野が広がっただけでなく、何より共に学んだ、職種や年代も異なる仲間を得ることができたのも大きな収穫でした。

【受講後】学びを深め、新たな業務にチャレンジ

ハッピーキャリアがきっかけで今後も学びを続けようと考えてはいましたが、履修から約3年後、次に私は関西学院大学経営戦略研究科企業経営戦略コースに入学しました。2年間日常の業務に加え、学生の役割もこなすことは一度ハッピーキャリアを経験していたので、授業への参加や提出課題の作成等、仕事や家族と過ごす以外の時間を捻出することは可能だと思っていましたし、ハッピーキャリアでお世話になった先生方がいらっしゃるので、さらなる学びを深める場所として選択しました。私がビジネススクールで組織管理や人材マネジメントなどを学んでいることが評価されたのか、社内公募制度により、昨年度、現在の部署に異動することができました。新しい業務に挑戦することで仕事に対するモチベーションも高まりました。

2020年から新型コロナウイルス感染症の流行拡大により社会は大きく変わりました。テレワークも定着し、新しい働き方の中で生産性の向上や成果を出すことを求められています。このような変化に柔軟に対応し、これからも仕事を続けていくつもりです。ハッピーキャリアから始まった私のチャレンジはまだ続きます。

リスキリングやリカレント、学び直しという言葉を聞くようになってしばらく経ちます。ハッピーキャリアも双方向オンライン授業も可能となり、仕事との両立がより可能となる環境が整えられています。本当に両立することができるのか、子どもはまだ小さいし、様々な事情があるなどでできない、ためらう理由もあるかと思いますが、自分のさらなる成長を信じて一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。