4回目となる「女性のためのリカレント教育推進協議会」のシンポジウム。起業家による基調講演の後に行われたパネルディスカッションでは、修了生の約5人に1人の起業家を輩出しているキャリアアップ・起業コースを代表して、7期の上野ゆみ子さんと10期の中島和美さんが登壇しました。
専業主婦21年を経てハッピーキャリア修了後に色の提案と学びのサロン「Colors Rire rire」（カラーズ・リールリール）を立ち上げた上野さん。ハッピーキャリアが起業の背中を押してくれ、自分のキャリアをゼロから1にできた、これからも学びを続けることで自信をつけたい、とおっしゃっていました。
中島さんは、地域の居場所を「あくらす」を開設・運営し、まちのつどいば「ここぉる」の開設をサポートしている社会起業家。産後うつでネガティブ思考だったのがポジティブ思考に変えられ、レジリエンスを得たのがハッピーキャリアでの学びで、さらにハッピーキャリアでの幅広い人とのつながりが社会課題の解決に結びついたそうです。
お二人を含む5人のパネリストからの｢私の等身大のアントレプレナーシップはここから始まった｣お話しは、共通して様々な経験を基に学びを通じて自分らしく起業し、さらに今後も前に進めていこうとされているのが印象的でした。
シンポジウム最後には7大学による活動報告がなされました。これからも社会人を対象にした学び直しの機会・リカレント教育が広まっていくことを願っております。
