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授業風景から

イノベーティブ・シンキング

清水 詠

  • 関西学院大学経営戦略研究科 准教授
  • 株式会社大塚商会 トータルソリューショングループ 上級課長
  • 関西学院大学 経営学修士(MBA)

「イノベーティブ・シンキング」は、発散と収束/多視点の可視化/構造化と変化という3つの軸から、社会や顧客に新しい価値や価値の変化をもたらすプロダクトやサービスを"システム"としてデザインする実践的な科目です。教室で学ぶのは単なる知識の断片ではなく、価値を生み出すための"考え方"そのものです。これまでの思考を一旦、アンラーニングしながら、新たな思考を学び、鍛え、血肉にしていきます。

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授業としては、プロポーザー企業の経営者から提示いただく、リアルな経営課題の解決に挑む2つのPBLを融合(Project Based Learning merges with Problem Based Learning)。実際には4〜5名のチームに分かれ、対面×オンラインのハイブリッド環境で、オンラインホワイトボードツール(Miro)を活用して議論を可視化させながら、素早く試し、素早く学んでいきます。特に、異なる専門・経験が交わるチームでの議論では、自分ひとりでは持ち得なかった視点による、既存のバイアスを超えていく経験から、問題空間と解空間の幅が一気に広がっていくのを体感できます。

この授業で問われるのは、「当事者意識を持って物事に向かっていくマインドセット」と「何を作ったかではなくどう考えたか」。ただ、与えられた問題を解くのではなく、問いそのものを再定義し、関係者にとっての価値を設計し、ソリューション・コンセプトへと収束させていく。正解がない大海原を、自らの羅針盤で、探索と深堀を幾重にも繰り返すことで、真の課題と解決策を紡ぎだしていく。この思考の鍛錬を実践で積み上げる機会がこの科目にあります。

さて、あなたはどんな「問い」を立てますか?
答えではなく答えを生み出し続けるための考え方とプロセスを徹底的に学び、「曖昧さを受け止め、自ら考え、実行する」姿勢とマインドセットを磨くことで、「自らの問いから新たな価値や価値の変化を生み出していく」感覚を、ぜひ味わってみてください。

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