Student Experience 受講イメージ
授業風景から
アクションラーニング
- 株式会社ヒューマンラボ取締役

アクションラーニングとは、文字通り「アクション=行動」しながら「ラーニング=学習」をすることです。仕事や職場のなかで起こる問題をチームで検討し、その解決策を立案して実践する過程のなかで、組織、チーム、個人の力を育成していく、チーム学習と問題解決の手法です。具体的には、半年をかけ授業(4回の集まり)とフィールドワーク(職場活動)を展開します。まずはチームとして取り組む共通テーマを掲げ、仕事や職場の問題解決に取り組みます。そのプロセスをチームで互いにサポートしあい、進捗を確認しながらより望ましい方向に行動修正し問題解決を促進させていくというものです。そして、この学習プロセスのなかでリーダーとして必要な問題解決能力、意思決定力、支援型リーダーシップ力、チームビルディング力などの能力が磨かれます。つまり、これまでの授業で得た様々な経営知識や理論を行動に結びつけ、成果を高めることで、まさしく名実ともにリーダーとなっていくことを目的に、この授業が取り入れられているのです。

実際に、チームメンバーは会社が違う、組織が違う、職種も違う、仕事も違うというなかでチーム活動を進めていきます。当然、考え方やこれまでのやり方の違いから意見のぶつかり合いもあり得ます。互いを理解しあい、認め合うことに相当な時間と努力が必要となります。仕事、家庭やプライベート、授業に加え、こうした時間を作るわけですから物理的にも精神的にもかなり大変です。しかしながら、チームメンバーとの繰り返しのダイアローグや、それに基づいた行動から見えてくる小さな成果に、チームの共有・共感が生まれ、多角的視点や新たな考えへの気づきや学びが見い出され、言わばダイバーシティ・マネジメント力を鍛えることにもつながっているのです。実際、何度も話し合うなかで、「これまで考えたこともない点を質問されてハッとした」「営業はそういう視点で捉えることを初めて知った」「これまでは職場でも部下たちに自分の考えを押しつけてきたように思う。部下の考えを引き出すことで部下も自信が出てきたようだ」など、"違いや多様性"を活かすことが組織活性化につなげられることを経験から実感しているようです。

チームテーマとしては、「周りを巻き込む」「ビジョンを浸透させる」「職場のコミュニケーションをもっと活性化する」など各チームで決定し、掲げて取り組みます。そのなかで、役員や上司を動かした人、部下育成に努めた人、個々バラバラの職場をチームとして機能させた人など、さまざまな成果があがりました。最終回の授業では活動の成果を発表いただきますが、その発表も理論やフレームワークに基づいて分析されたものであり、また堂々と自信に満ち溢れており、リーダーとしての成長を互いに確認しあうものになりました。知識の習得だけでもなく、スキルを身につけるだけの学習でもなく、判断基準となる理論と実務スキルが結びつき、自分のなかで確立されていく授業であり、このハッピーキャリアプログラムならではの授業と言えるでしょう。