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REQUIREMENTS

受講実績と受講者の声

第8期までに145名が本プログラムに入学しています。プログラムの名称に「診療所を中核とした」とありますが、受講者は、診療所院長・スタッフをはじめ、勤務医、看護師、薬剤師、放射線技師長、臨床検査技師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、病院経営者、病院の地域連携部門・人事部門・経営企画部門、介護施設経営者・事務長、調剤薬局の人事担当・店舗開発担当・店長、製薬会社のMR、CRO、衛生材料メーカー営業担当、歯科材料販売会社、医療情報システムサービス業、医療コンサルタント・税理士事務所、行政書士、行政機関(県庁、市役所)、教育機関(大学教員)その他医療・介護機関にサービスを提供する各種企業と多岐にわたっています。本プログラムは、異業種・多職種の受講者による活発なディスカッションを通じて、多職種連携を考えることにも役立っています。

【受講の医療機関、企業、行政・教育機関】 
   社会医療法人愛仁会 本部/愛仁会リハビリテーション病院/尼崎だいもつ病院/高槻病院/千船病院
   社会福祉法人愛和会、 株式会社イエナガ地所、 株式会社EMシステムズ、株式会社育星会 
   医療法人 育和会 育和会記念病院、   社会福祉法人石井記念愛染園 附属愛染橋病院、 いしおか医院 
   医療法人 いずみ会 太田外科診療所、 いそのかみ皮膚科、  医療法人井庭医院 
   医療法人梅華会グループ エビスタうめはなこどもクリニック、 うらの在宅クリニック 
   榎本薬品株式会社、   株式会社塩梅、 公益財団法人近江兄弟社 ヴォーリズ記念病院  
   公益社団法人大阪介護支援専門員協会、 大阪市役所、 公益社団法人大阪精神科診療所協会、 大津市役所 
   社会医療法人大道会、 医療法人社団 岡本医院、 オフィスルナ、 医療法人社団 おりたクリニック 
   櫛谷内科クリニック、 社会医療法人 警和会 大阪警察病院、  医療法人香英会 片岡整形外科リウマチ科
   コヴィディエンジャパン株式会社、 ゴゥクリニック、 医療法人弘仁会 まちだ胃腸病院 
   医療法人五條歯科医院、 株式会社コリオン、 株式会社コンパス、  社会医療法人彩樹 森口敬仁会病院
   宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院、 株式会社サエラ 
   医療法人佐々木医院、 佐々木内科クリニック、 社会医療法人三栄会 ツカザキ病院 
   医療法人三番町SAORI皮膚科、 塩野義製薬株式会社 
   一般財団法人信貴山病院附属 ハートランドしぎさん看護専門学校、 シーキューブ株式会社
   しまだ循環器・糖尿病内科クリニック、 社会医療法人寿栄会 ありまこうげんホスピタル 
   医療法人財団 樹徳会 上ヶ原病院、  湘南美容クリニック(SBCメディカルグループ) 
   医療法人信愛整形外科病院、 医療法人 真正会 龍神整形外科、 医療法人穂翔会 村田病院 
   社会医療法人生長会 府中病院、 社会医療法人生長会 ベルランド総合病院、   公益財団法人聖バルナバ病院
   セコム医療システム株式会社、 妹尾聡雄税理士事務所 / 医療法人KFCG 
   医療法人太洋会すぎうら歯科クリニック、  医療法人武内小児科、 武田薬品工業株式会社 
   公益財団法人田附興風会 医学研究所 北野病院、   医療法人適水会 つつみクリニック 
   医療法人適水会 つつみ歯科医院、 テキックス株式会社、   医療法人天祐会 かたえ整形外科・リウマチ科 
   社会福祉法人東大寺福祉事業団 東大寺福祉療育病院、   医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院、 豊島区役所
   医療法人中城クリニク、 株式会社中西歯材、 医療法人南労会、 株式会社日建、 
   日本経営ウィル税理士法人、 公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院、 日本赤十字社 舞鶴赤十字病院
   バイエル薬品株式会社、 社会福祉法人 博寿会 介護老人保健施設 てんとう虫 
   医療法人伯鳳会 はくほう会セントラル病院、 株式会社パーフェクトディフェンス 
   ハクゾウメディカル株式会社、 株式会社ハッピーサービスグループ 
   パレクセル・インターナショナル株式会社、 兵庫医科大学、 兵庫医科大学ささやま医療センター 
   公立大学法人福島県立医科大学 会津医療センター、 藤本製薬株式会社 
   医療法人平成博愛会 てとてと大岡山、 特定医療法人 朋友会 石金病院、 松田美南子行政書士事務所
   三菱神戸病院、 株式会社メディセオ、 学校法人森ノ宮医療学園 森ノ宮医療大学、 
   医療法人悠仁会 稲田クリニック、 株式会社ユーズ、 医療法人社団裕和会 三和クリニック 
   ライフウェイズ株式会社 ももの木訪問看護リハビリステーション 
   株式会社リクルートメディカルキャリア、 株式会社Worldチェリー

【受講の声】 

現在、病院経営者としての立場から病院経営を改革して行くためには地域連携の実践・充実が非常に重要であり、しいてはこれが地域医療社会を実現して行くための重要課題であると考えている。昨今の少子化という厳しい環境下、産婦人科・小児科に特化した当院としては、医療行為をサービス業として捉え、集患力と患者満足度を一層高めるべく鋭意努力中であるが、「医療サービス経営」という視点から経営者として習得すべき理論的・形式的化した新たな理論教育を教室で学び、現場で実践するために今回の「診療所を中核とした地域医療経営人材育成プログラム」は非常に有意義であった。

公益財団法人病院 理事長 男性 60歳代

札幌の精神科医です。民間病院に勤務しています。メンタルヘルスへの関心は高まってきた一方で、精神障害がある人たちの、地域社会における生きづらさは一向に解消されません。誰もが暮らしやすい地域づくりのためには、医療・福祉・保健だけでなく、経営の知識が必要と考えて受講しました。「マーケティング」「経営戦略」に始まり、「組織管理」「地域包括ケアと医療経営」「ソーシャルマネジメント」を学んでいるところです。経営学は全くの初学者で、全てオンラインでの受講予定ですので、身になる知識が得られるだろうかという心配もありました。ですが、理解しやすい講義と、多様な職種・立場・地域の方々とのディスカッションを通じて、確実に成長できていることを実感しています。遠方のお忙しい方にこそお勧めです。

精神科病院 外来医長 男性 50歳代

医学部卒業後、約10年間大学病院や中核病院で勤務、開業し11年が経過しました。当初10数名のスタッフが、現在30名弱となり、「経営」という問題を避けて通れない状況になりました。産業医や労働衛生コンサルタントしても活動してきたため、工場経営などは関与する機会がありましたが、「医療経営」となるとニュアンスが違った難しさを感じておりました。経営戦略や人的資源管理、地域包括医療に向けた準備など課題も多く何から手をつけたらいいのか見えない状況で、考え方を整理し、他の医療機関の先見的な取り組みを取り入れていきたいと考え、本コースを受講するに至りました。各講座では、基本的経営手法や先進的な事例をもとにグループディスカッションが行われ、活発な議論を展開でき「医療経営」ついて深く取り込むことが出来ました。

内科・胃腸内科・放射線科 クリニック院長 医師 男性 40歳代

昭和10年開院の診療所の、三代目院長として勤務をしています。時代の流れとコロナ禍を経て、旧体制の診療・医業経営では困難な事例が増えてきていると悩んでいる時に、SNSで本プログラムの案内を偶然目にし、受講を決めました。「医療サービス経営」という視点から、経営者として習得すべき基本的な経営マネジメントをはじめ、地域医療に求められるマネジメントスキルの習得に主眼を置いた内容は、講師陣の先生方による充実した講義と、様々な職種の方々とのグループワーク・ケーススタディで構成されています。先生方は聡明で、終始和やかな雰囲気の講義を進められ、受講者の質問にも一つ一つ丁寧に答えてくださいます。ディスカッションでは、普段お会いすることのない職種の皆さんとお話する中で多様な意見に触れ、自分の考えをよりブラッシュアップすることに繋がりました。私自身のキャリア形成において、非常に有意義な時間となったことを実感しています。

内科・循環器内科・糖尿病内科 クリニック理事長  医師 女性 40歳代

現在、私はメンタルヘルスに関連したコンサルティング会社を経営しております。大学および大学院では医師として医療の講義を受け研究等してまいりましたが、経営に関する系統立てた理論は学んだ事が無く、このプログラムで経営の基礎から現在の医療施策のトピックまで幅広く学べると思い応募致しました。講義では多くのケーススタディがあり、参加者の背景の違いから新たな視点を見いだす事が出来ました。医療は非営利性を求められますが、医療を受ける側からは治療以外のサービスも含めての満足を求められます。超高齢化社会に求められる医療サービスとは何か、本講座を通じて学んだことを積極的に実務に活かし永続的な法人、企業経営に活かしていきたいと思います。

精神科・皮膚科クリニック副院長  医師 女性 40歳代

大阪市内で不妊治療から出産まで扱う有床診療所で副院長をしています。コロナ禍のため医院と家の往復のみの生活が始まりました。これを機に経営を体系的に学びたいと考え、オンラインMBAのサイトなどを眺める中、本プログラムを見つけました。地域医療に特化しており、見つけた瞬間にこれだと思いました。「医療機関事例研究」では不妊治療クリニックの事例についてディスカッションをし、「医療機関事業承継」ではたくさんの税理士の先生から承継のスキームを学ぶことができ大満足です。「地域包括ケアと医療経営」や「ソーシャル・マネジメント」の講義やケーススタディの中には、当院のような産科有床診療所がこれから歩むべき道を考えるヒントがたくさんありました。地域に貢献される全ての先生に本プログラムの受講をお勧めいたします。

産婦人科・麻酔科 副院長 医師 男性 40歳代

現在、主人が開院したクリニックで、看護師・事務方の仕事をしております。地域に貢献できるクリニックを目指し、夫婦で15年近く頑張って参りましたが、色々な事に対して全てが我流で、その場その場での対応を行ってまいりました。将来の事業継承の事を考えるようになった時、組織として体制を整えてから事業承継を行うことにより、患者さんにもスタッフにも迷惑がかからず、スムーズに事業継承が行えると考え今回のプログラムの受講を決めました。受講内容も充実しており、受講を通して色々な事に気付き・学ぶことができました。仕事の都合上、思うように受講時間を確保できなく、まだまだ学びが足りないと思っております。今後も継続して学び続け、今後のクリニック運営につなげていけたらと思っております。

内科・小児科クリニック 役員理事 看護師 女性 40歳代

私は、医療法人の理事として経理や総務の仕事をしております。開業医の夫と共に30年以上診療所の運営を続けてまいりましたが、地域医療経営について大学で学ぶ機会はありませんでした。有床診療所を無床にして以来、地域における自院の在り方や自分の役割について思い悩む日々が続いていた時、偶然本プログラムの存在を知り、自分が学ばなければならないのは正にこれだと確信し受講を決意致しました。経営の基礎を学べる科目に加え、「地域包括ケアと医療経営」や「医療機関事業承継」、「医療機関事例研究」など、地域医療経営に特化し、豊富な事例をもとに体系的に学べるプログラム構成になっています。本プログラムと奇跡的に出会えたこと、先生方も立地も素晴らしい関西学院大学で学ばせて頂いていることに心から感謝しております。遠方(越前市)からの通学は大変なこともありますが、これからも継続して学び、習得したことを医療法人の経営に活かしていきたいと思います。

内科・呼吸器科・消化器科・循環器科・小児科・リハビリテーション科・放射線科 クリニック 理事 女性 50歳代

私は看護師、院長補佐から事務長への役割変更で診療所の経営に携わり、これまで学んできた医療、看護の知識や経験とは違う問題に悩んでいた時にクリニック総合情報誌で本プログラムの存在を知り説明会を聞いた際に地域医療や診療所の抱えている問題と共通していると感じ受講を決意しました。基礎科目の4つは経営を学んでなくても受講生のグループで発表に向けて話しをする中で自分とは違う視点を知り新たな発見があり、発展科目では学んだ理論をもとに事例を通して自分や受講者同士の考えをまとめるのは時間が必要になります。1科目からでも受講でき働きながら学べ、自分の職場へ還元出来る最適な環境になります。ここで知り合った同期や先輩方とのつながりもこの場でしか得られない貴重なものとなっています。

皮膚科クリニック 副院長 兼 看護師長・事務長 女性 40歳代

私は看護師、院長補佐から事務長への役割変更で診療所の経営に携わり、これまで学んできた医療、看護の知識や経験とは違う問題に悩んでいた時にクリニック総合情報誌で本プログラムの存在を知り説明会を聞いた際に地域医療や診療所の抱えている問題と共通していると感じ受講を決意しました。基礎科目の4つは経営を学んでなくても受講生のグループで発表に向けて話しをする中で自分とは違う視点を知り新たな発見があり、発展科目では学んだ理論をもとに事例を通して自分や受講者同士の考えをまとめるのは時間が必要になります。1科目からでも受講でき働きながら学べ、自分の職場へ還元出来る最適な環境になります。ここで知り合った同期や先輩方とのつながりもこの場でしか得られない貴重なものとなっています。

県立医科大学 在宅医療センター 主任看護技師 女性 40歳代

1996年からの臨床検査技師としての総合病院勤務を経て、旧知の医師の開業に合わせて2020年5月に現在のクリニックに転職しました。コロナ禍の真っただ中、事務長 兼 臨床検査技師という慣れない立場での仕事に追われ、自分にはあらゆる知識が少ないと痛感しました。「自分のやっている事は正しいのか?」と不安を感じ始めた時に本プログラムを知り受講を決めました。受講してみると「マーケティング」「経営戦略」「会計・財務諸表」など、今まで無縁と思っていた授業が大変面白く、今の自分に必要な知識を得ることができました。「地域包括ケアと医療経営」ではさまざまな視点から私たち医療者がするべきことについて考えることができました。また同じ目的のために他の受講生と議論や協力ができた経験はこれからも役に立つと考えています。

循環器・糖尿病内科クリニック 事務長 兼 臨床検査技師 男性 40歳代

理学療法士として12年仕事し、現在の職場において経営に関わる業務をすることとなり知識を深めていきたいと思いこのプログラムの受講を決めました。「サービス・マーケティング」、「経営戦略」、「ソーシャル・マネジメント」において各企業の成長戦略、従業員・顧客満足度を高める仕組み等、チームでディスカッションしながら様々な視点から考えることができました。「医療機関事業承継」においては、贈与・相続時におけるポイント等、税理士の先生に学べる貴重な機会となりました。「地域包括ケアと医療経営」においては、今後の人口動態の変化や社会保障の増大が進む日本の医療・介護・福祉業界の中で自分自身どのような選択をすべきかをグループワークも含めより具体化できたように思います。自分のキャリア形成において非常に有意義な時間になっています。

整形外科 事務長 地域連携室長 男性 30歳代

1996年からの臨床検査技師としての総合病院勤務を経て、旧知の医師の開業に合わせて2020年5月に現在のクリニックに転職しました。コロナ禍の真っただ中、事務長 兼 臨床検査技師という慣れない立場での仕事に追われ、自分にはあらゆる知識が少ないと痛感しました。「自分のやっている事は正しいのか?」と不安を感じ始めた時に本プログラムを知り受講を決めました。受講してみると「マーケティング」「経営戦略」「会計・財務諸表」など、今まで無縁と思っていた授業が大変面白く、今の自分に必要な知識を得ることができました。「地域包括ケアと医療経営」ではさまざまな視点から私たち医療者がするべきことについて考えることができました。また同じ目的のために他の受講生と議論や協力ができた経験はこれからも役に立つと考えています。

循環器・糖尿病内科クリニック 事務長 兼 臨床検査技師 男性 40歳代

2019年11月、旧知の医師の開業に合わせ、事務長を拝命しました。開業半年で緊急事態宣言が発令され、人事・労務・経理の慣れない業務をこなすうちに、体系的にクリニック経営を学びたいと受講を決めました。その際、「マーケティング」や「会計・財務諸表」などビジネスの基本から、「医療機関事業承継」など実際のケースを用いた応用まで、講師陣が充実している事、遠方から参加する私にとって、すべての講座をオンラインで受講出来る事は魅力的でした。今後、医療法人化と介護の新規事業を控える身として、「地域包括ケアと医療経営」の講座で学んだ知識や多職種の仲間との出会い、各講座で行われるディスカッションは刺激的で貴重な経験となりました。家庭と仕事と学業の両立は大変ですが、享受するものは得難い。

整形外科・リウマチ科 事務長 女性 40歳代

現在は地域連携課の看護師として勤務しています。大学での勉強と1歳になる子どもの子育てや仕事、家事の両立ができるか最初は不安も強かったですが、オンラインで授業が受けられることや周囲の方からの後押しもあり受講を決めました。最初は聞きなれない専門用語や沢山の情報に戸惑いが多かったです。授業の中で、身近な会社や病院経営の事例課題について様々な業種の方々と一緒に意見交換を進めていくことで、授業の知識のみならず広い視点で考察することを学び、沢山の知識、情報を得ることができました。マーケティングや経営戦略、地域包括の現状など幅広い知識を学ぶことは今の仕事にも大変役立っています。社会人経験を経て改めて大学で学ぶことは自身の知識や経験をより広げることができ、大変有意義なことだと感じています。

内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・整形外科・リウマチ科・放射線科クリニック 地域連携課 看護師 女性 30歳代

関西学院大学を卒業し社会人になって12年ほどになります。様々な方と仕事をしてきましたが、リーダーシップや知識や人脈などそれぞれ武器を持っていました。私も武器を手に入れたいと思っていたものの特に何もせず日常を過ごしていました。昨年、人事異動で現在の部署に配属になり、これは本気で武器を手に入れないとまずいと思い、第6期生として入校することになりました。講義では先生の話を聞いているだけではなく他の受講者とセッションを行なうことやレポートにまとめることで内容が深まります。他の医療従事者の方や異なる業界の方とのセッションは、普通に仕事をしているだけでは経験できないことだと思います。正直、レポートには苦戦していますが、この経験は間違いなく私に武器を与えてくれています。

美容クリニック 事務局 財務戦略室 男性 30歳代

2020年、開業40周年を迎えた診療所にとって、今迄に経験した事の無い危機的状況を経験する年となりました。それは、新型コロナウイルスの世界的パンデミックの故でもあります。開業当時の1980年代と現代では、人口構成や平均寿命にも大きな変化がみられ、医療の進歩による寿命の延伸は、少子高齢化という社会構造を生み出し、国民皆保険制度維持と医療費削減問題は今後の課題となっています。「医食同源」とは、日頃よりバランスのとれた食事を摂る事で病気を防ぎ治癒するという予防医学の考え方で、誰しもおいしい食事をいつまでも食べて、健康に長生きしたいと思います。それには摂食咀嚼嚥下機能の維持が大切です。歯科口腔医療の分野においては、医学的エビデンスにより歯周病のもたらす全身疾患への影響について確認され、予防医学の見地から口腔内ケアによる健康維持と医療費削減の有効性を再認識しました。今後、医療分野のデジタルオンライン化の促進、政府による個人データの中央管理体制が強化されていきます。本講座においては、次世代の新たなビジネスモデルを模索し、時代に即した医療経営に取り組む機会となり大変有意義でした。大学院のアカデミックな場において、医療の最前線で活躍する各分野の医療従事者の発信する声が、政策に反映される事を願います。

歯科医院 理事 女性 60歳代

私は病院薬剤師として20年以上勤務し、現在は医療安全管理者として勤務しています。新型コロナウイルス感染症の蔓延などにより、時代の変化がさらに激しくなる中、医療経営と言う分野に興味を持ち、新たな自分自身のキャリアアップにも重要だと考え受講することにしました。ハイフレックス形式のため、仕事との両立も比較的しやすく、「マーケティング」「経営戦略」「ソーシャル・マネジメント」など、これまで学んだことのない分野を知ることは有意義でした。課題には苦労しましたが、他のコースの方々とディスカッションすることで他の業界を知ることができ、たくさんの知識や経験を増やすことができたと思います。今後、この受講経験を活かし新しいことにチャレンジしていきたいと思います。

総合病院 医療安全管理室 薬剤師 女性 40歳代

私は薬科大学卒業後、急性期病院に就職し、そのまま約20年近く病院薬剤師として医療に携わっています。病院以外の人や環境と接することが少なく、また薬剤師業務以外のことを知る機会のないままマネジメントをする立場となり、何か行動してみようと思った矢先にこのプログラムの存在を知り、受講させていただきました。実際、私自身は地域包括ケアの外の急性期病院という「非日常」空間にいますが、医療従事者だけでなく医療従事者以外の受講者と意見を交わすことで視野が広がり、「日常」にいる患者の受け入れに必要なこと、急性期治療後に「日常」に戻すために必要なこと、さらに本プログラムを受講しなければ知ることのなかった医療業界以外の世界や考え方を学ぶことができ、今後の薬剤師人生に活かすことのできる大きな財産になったと感じています。

総合病院 薬剤部 調剤課 課長 女性 40歳代

COVID-19感染症 が全国的に蔓延してきた2020年4月、看護部長として地方の病院に単身赴任しました。住み慣れた地域とは異なる文化や風習を感じながら、自身の役割を模索していた時期に見つけたのがこのプログラムです。少子超高齢社会の国が推奨する地域包括ケアシステムを看護管理者の立場でどのように実現するのか、そのヒントを見出せる気がしました。オンラインで受講し、地域医療に求められるマネジメントスキルを高いレベルで学んでいます。またディスカッションでは、経営戦略研究科や他のコースの方々の医療職とは違う価値観に触れることで良い刺激を受けています。さらにプログラム構成は、受講を進めるうちに自分の理想が実現可能なものに変化する感覚を得ることができます。近い将来きっと役に立つ有意義な内容だと思っています。

総合病院 看護部長 女性 50歳代

私は民間の急性期総合病院の副看護部長として職員の人材育成を担当しています。経営リソースの中でも最も重要な「人」のマネジメントですが、その成長や教育研修効果の評価や適切な予算配分については難しさがあります。本プログラム受講の動機は、経営学の視点から系統的に経営戦略や人的資源管理、サービス・マーケティング他を学び、有効な医療専門職者(事務職含む)のキャリア開発システムを提案することです。他施設の医療職者や多業界の学生達との学びから、自身の論理的思考や概念化力の課題を突き付けられますが、とても楽しいです。“今日が一番若い日”という言葉に後押しされて、医学系研究科の院生時代を思い出しつつ、経営学の専門知識や理論を医療経営や現場に落とし込む経験学習は、いくつになっても新たな気づきと学びの喜びを感じさせてくれます。人生100年時代の50代は大きな節目。IBAで学びながらキャリアの棚卸しもしつつ、セカンドキャリアを模索中です。Join us!

総合病院 看護部 副看護部長 女性 50歳代

私は病院で看護師として地域医療の勉強をしたいと思い、願書を提出しました。講義を受講出来ると思っていましたがwithコロナでzoom授業となり58歳でパソコンと縁がなかったのですが、先生方の指導で今では困ることなく使用しています。授業は大変ですが、新しい医療やデジタル化がここまで進化して行く事を学び、医療業界の遅れによって取り残されると危惧しています。医療と関係ないと思っていたマーケティングでは分析力と解決策と効率化を学び知識不足を感じています。また、ストレス社会の中で看護師はつねにストレスを抱え仕事をしていますが、テイール組織を看護分野に取り入れられたらと講義を受けながら感じています。他職種の方々に助けられて学べる事に感謝します。

胃腸病院 看護師 女性 50歳代

急性期病院にて経営管理の一端を担っている者です。これまで経営マネジメントについて体系的に学んだ経験がなく、自身の基盤となる知識やスキルの不足を常々感じていました。医療を取り巻く経営環境が激変する中で、少しでも経営の基礎を学び自組織や地域医療に貢献できる人材になりたいとの思いから受講を決めました。本プログラムの魅力は、座学だけでなくケース課題に基づいたディスカッションやグループワークなどを通して実践的な学びができる点です。医療関係者はもちろん、科目によって他のプログラムに属する異業種の方ともご一緒させていただけるので、日常の業務では得られない視点や考え方にも触れ、多くの刺激を受けています。今後、様々な経営課題に向き合う際、本プログラムでの学びや出会いが大きな糧になることを確信しております。

総合病院 総務部 人事課 係長 男性 40歳代

「あなた勉強してきなさい!!」という当院看護局長の言葉をきっかけにして、本プログラムの受講を開始しました。これまで、学ぶこととは無縁の生活を送ってきましたが、当院事務局にて総務・経理などに携わるうち、自らの知識不足や経験不足をちょうど実感していた頃でした。会計、人材育成、マーケティング、経営戦略など基礎的な科目から「組織管理」や「医療経済学」など専門的な科目まで受講することができ、本プログラムの受講によって間違いなく視野が広がりました。講義を受講するだけではなく、それに対してリポートなどを提出する必要がある大学での学びは、苦しくもありますが、より深く知識が身に付きます。その後、2019年秋より本学IBAに進学しました。障害を持つ子供とその家族の支援を行う当院のような組織の経営について引き続き学び、考察を深めたいと考えています。

療育病院 総務部 主任 男性 40歳代

現在私は、地方と都市部にクリニックを有する医療法人の本部にて様々な経営課題に取り組んでおり、少しでも多くの成功事例を学び私が勤務する医療法人に還元したいとの思いから受講を決めました。同期生には医師や薬剤師といった医療職の方や製薬企業にお勤めの方、また福祉サービス事業所を運営されている方などがおられ、私が日常の業務だけでは知り合うことができなかった方と机を並べ、実例に基づいたディスカッションを行えたのは大変貴重な機会であったと思っております。また、私が受講した基礎科目の講義は、他のプログラムの受講者と合同授業で、異業種の方の知見に触れられたことも大変刺激になりました。本プログラムを通じて、医療・介護に対する理解を深めるともに、先進的な取り組みを企画できたらと考えております。

医療法人本部 経営広報企画室 男性 30歳代

私は現在、訪問看護ステーションの経営を行っていますが、スタッフも40名を超え、中・長期的な人材育成システムと人材の定着、業務の効率化が課題となっています。本コースに入学し、約10年前に経営を志した頃に、通信教育で学んだ経営理論との変化を肌で感じることができました。例えば、昨今のVUCAと呼ばれる、社会経済環境が極めて予測困難な状況に直面しているという時代認識の中で、どのように医療経営を行っていくかについて、数々のヒントを得られることができたと感じています。また、得られた知識から次世代のビジネスモデルを、オンライン授業や対面授業を通して、多くの仲間でディスカッションできる場は他にはなく、とても刺激的でそこで得られた内容は今後の私の財産であると思っております。

訪問看護理リハビリステーション 経営者 男性 40歳代

私は作業療法士として病院等で10年以上勤務した後、介護事業所の管理者を経て現在役員として働いています。その中で「経営」と「人材育成」の面で悩んでいた時に「診療所を中核とした地域医療経営人材育成プログラム」を知り、まさにドンピシャのプログラム名だったため受講を決意しました。「組織管理」「人的資源とキャリア開発」「地域包括ケアとキャリア開発」など、講義ではいろいろなケーススタディがあり、参加者のいろいろな背景からの視点や考え方を知ることで、多くのことに気づき学ぶことができました。「組織」の中で悩んでいる方に是非お勧めします。いろいろな価値観に触れることで開ける扉がきっと見つかると思います。

医療・介護施設 役員・作業療法士 男性 40歳代

薬学部卒業以来、製薬会社で、MR、人材教育、人事に携わってきましたが、結果的にこのプログラムは、知識と共に深く考える機会を私に今でも何度も与えてくれています。経営分析のプロ、会計士の講師による「事業承継」では、事業を引継ぐご子息と引継がせたい病院経営者という両立場の考え方のメリット・デメリットを、理論とケースを通じて学ぶことが出来ました。「医療経済学」では、日常抱えていた疑問の解決から国の経営レベルの課題まで、自分自身の近視感的な視点を覆してくれました。その他にも、日常業務で悩みを伺うことが多い「地域医療構想」や「地域包括ケアシステム」を含め、全ての講義が相互に関わり合い、記憶に深く刻まれています。毎年のように変わる医療制度の中で、自分自身が如何にすればより医療に貢献できるか悩み、迷っていた時に駅のポスターでこの講座案内を見つけ、直感で申し込んだことに今は感謝しています。

製薬企業 MR 課長職  女性 40歳代

医療を取り巻く環境は大きな変化の中にあり、製薬企業も厳しい環境下にあります。MRとして活動する中で地域の医療課題に直面する事も少なくありません。こうした課題に対し、理解を深める事によって地域の医療課題解決策を見出せるのでは?と考え受講いたしました。「医療機関事業承継」では、様々な事例を基に体系的に学ぶ事ができ、ディスカッションにより多くの気付きを得ております。「地域包括ケアと医療経営」では、医療環境の変化に応じた病院経営戦略や医療・介護・福祉の地域連携事例を交えた講義を基に、ディスカッションを通して地域医療を囲む様々なステイクホルダーの方々の視点を知り学ぶ事によって、検討課題に対しより深く考察する貴重な機会を得ております。

製薬業 MR 男性 50歳代

ドラッグストア・薬局業界に転職し、人材育成を担当しています。薬局業界の外部環境は国の中長期的な施策に大きな影響を受け、ビジネスモデルの大転換が迫られています。社会に貢献できるドラッグストア・薬局になるために我々は今後どうあるべきか?人材育成担当者の立場から自分なりに考えるため、業界のことを体系的に学びたい思い、受講を決めました。本プログラムでは地域医療実現のため医療・福祉・社会のことと、人的資源管理やマーケティング、財務などビジネスの基本を合わせて学ぶことができるのが大きなメリットだと考えています。また、組織の垣根を越えたディスカッションも大変有意義な時間です。このような「将来の医療の中核を担うための学び」に参画できたことは、医療の一端を担う人材を預かる私にとって、かけがえのない財産になっています。

ドラッグストアチェーン 本部人事部 女性 40歳代

現在、私は地域医療に関わる薬剤師としてどのような役割があるのかと日々模索しながら調剤薬局に従事しております。そういった中で医療職、介護職の方を含め他職種の方がどのような考えをお持ちなのか考えていた際にこのプログラムを拝見いたしました。今回、このプログラムを受講させていただき、医療情勢、地域医療で取り組まれている活動内容やサービス内容、また他業種で展開されている地域への貢献、働きかけを学ぶことでき、またその事例を通じて他業種の方々からも考え方のヒントをいただくことができました。今後、この学びを大切にし、地域の中で薬局、薬剤師がどのような働きかけができるかを地域の方々と協力し合い考え、貢献していきたいと思います。

ドラッグストアチェーン 支店長 男性 30歳代

主に高齢者施設の入居に関するアドバイスを行う仕事に従事しております。これまで介護関連については、ある程度知識や経験もありましたが、医師や看護師、MSW等医療関係の方々から伺うお話は、施設に入居するよりも、何とか自宅でできるだけ長く生活したいというご希望が圧倒的に多く、訪問診療を含めた医療関連の勉強も必要と考え入校いたしました。入校前には不安も多かったのですが、本プログラムを受講することにより、これまで全く知らなかった様々なケースや理論、分析方法を学ぶことが出来ました。また医療に関連する様々な業種の方々からのレポートを伺うことにより、自身のこれまでの世間の狭さを痛感しましたが、ここで得た知識や経験を今後の実務に活かしていきたいと考えております。

介護支援サービス業 社長 男性 50歳代

私は大学卒業以来、医療や介護に関わる卸売の会社に勤務しております。製品による差別化が難しい業種上、勘や経験に依るのではなく、理論によって導き出された提案が大変重要であると考えている時にこの講座と出会いました。この講座の魅力は、リアルワールド上の地域医療と経営が同時に学べることだと思います。実際に受講してみますと、医療や経営についてぼんやりと輪郭が分かる位で、その実情や手法について詳しくは知らない私でも、実在する医療機関や企業のケースに理論を当てはめながら考察していくので、実践に近い感覚で理解を深めることが出来ました。また、課題の考察をグループワークとして行う事が多いので、立場の違う方々の様々な意見に触れることもとても良い刺激になりますし、知識も経験も浅い私の意見も尊重してくれる環境があることが嬉しいです。大阪府外からの通学ですが、梅田というアクセスの良さも魅力の一つです。

医療用医薬品・医療機器等の卸売業 課長代理 男性30歳代

医療用衛生材料メーカーの販売支援、マーケティングを行う部署に所属しております。 得意先である医療機関は、高い保険医療水準の維持と将来持続可能な医療体制が求められていますが、その方向性や施策は理解できていませんでした。当プログラムの様々なケース課題を通じ、先進的な地域医療の取り組みやその課題、また将来性の学習から、多くのヒントや知識を得ることができました。今後の業務に役立てたいです。また、様々な業界の同期生との意見交換やグループワークが日常と違い新鮮で、刺激をうけました。基礎科目も充実しており、マーケティングの基本を学び、プログラム終了後はより広い分野の理論や応用力を得たいと考えるに至り、現在は本学の経営戦略科を志望しています。

医療用衛生材料メーカー 営業部 販売支援課主任 男性 40歳代

私は電子カルテ等のシステムを通じて医療介護の現場を支える一般企業に勤めています。キャリアの大半を過ごした営業職から社員教育を担当する部署への異動が決まり、自身の経験だけでその職務を全うするのは不安で体系的な知識を学びたいと考えていた時にこの講座と出会いました。現場に近いテーマから制度や業界といった大きいテーマ、また経営に関する基礎知識も広く学ぶことができ、まだ半年ですが、私にとって非常に有意義なプログラムだと感じています。そして何より受講して良かったと感じるのは、医療介護業界に様々な形で携われている方々と知り合えたこと。授業や授業外でのディスカッションから得られる学びや気づきが、他では得難い貴重なものだと感じています。

医療情報システムサービス業 人材開発部 係長 男性 40歳代

看護師として11年総合病院で勤務し、様々なライフステージの患者と接し、終末期に至る前に死生観やエンドオブライフ、アドバンス・ケア・プランニングについて日ごろの生活の中で関わるには何がいいのかを考えていました。このプログラムを見つけ医療職としてコミュニティビジネスを考えた時に、経営学や経済学の知識が不足しているのは明らかで受講を決めました。看護師の起業は訪問看護ステーションが多いですがこの事業は年間の設立数の半分は閉業しており容易ではないと感じていました。また、医療職として地域に関わるには、地域問題や行政の仕組み、地域包括ケアシステムを理解するのは必須と考え現在の職場に就きました。実際に受講が始まると、様々な職種と経験の受講生との意見交換はとても有意義でどの授業も新鮮で考えさせられ学びが深いです。今後この経験を生かして、都市型コミュニティ社会の中で看護職として何ができるのかチャレンジしていきたいと考えています。

区役所 介護保険課 看護師 女性 30歳代

私は1993年に関西学院大学社会学部を卒業し、大阪市役所で勤続27年目を迎えました。社会学部では福祉関連科目を履修したものの、当時はまだ福祉が仕事になるような社会ではなく、事務職員として入職しました。人事異動の中で偶然にも高齢者福祉や地域福祉など福祉業務を経験することができ、特に地域包括ケアシステム等福祉施策の企画立案に非常にやりがいを感じました。今後、福祉行政においてもセグメンテーションやブランディングなどのマーケティングの知識が必要となると考えたため、本コースの受講を開始しました。授業はオンラインとなりましたが、医療関係者や企業経営者の方々と意見交換ができ、非常に有意義な講座だと感じています。また、関学卒業生には受講料の割引制度があることも魅力の一つでした

市役所 課長代理 50歳代