2023/6/26

修了後も継続する学び、仲間との繋がりは一生もの

周川 充子さん

経営戦略専攻(ビジネススクール)

企業経営戦略コース 経営プログラム
2023年3月修了

プロフィール
大学卒業後、家電メーカーや衣料品の流通小売業などを経て、外資系製薬会社に所属。一貫して購買・サプライチェーン関連の業務に従事しており、これまでには約6年間の海外(中国・上海)での資材調達勤務や、各国に広がるグローバルサプライチェーンの構築・改善プロジェクトを経験している。現在では、間接購買部門においてアジアパシフィック地域全体のIT・デジタルサービスに関わる購買戦略の立案を担当している。

MBAで学ぶ事を意識し始めたきっかけは?
これまでのキャリアを振り返って、特定の分野で経験を重ねてきたことが自信に繋がっている一方、今後のステップアップを考えた時にもう少し視座を上げてものごとを考える必要があると感じていました。資格の取得をはじめ自己学習は意識してきましたが、やはり経営をしっかりと体系的に学びたいと考えMBA課程で学習することを決意しました。

多くのMBAスクールの中から関学を選んだ理由は?
受験するにあたり関西圏の複数の学校を比較・検討する中で、IBAでは6つのプログラムを展開し開講している科目が多い点が決め手となりました。私のように経営プログラムの専攻であっても、ファイナンスやマーケティング系の科目を受講することができ、在学中に受講することができなかった科目については修了後に聴講生として受講することができるので、継続的な学習を希望していた私にとって豊富な選択肢はとても魅力的でした。また、勤務先からのアクセスが良かったこともポイントになりました。

入学後の変化は?
入学後は授業や課題レポートに追われる日々を過ごすことで勉強する習慣が身につきました。講義では学生同士のディスカッションの機会が多いため、学習した内容を踏まえて自分の考えを言語化するインプットとアウトプットのループを繰り返すことで学習内容が脳内に定着するのを感じました。また、色々な科目を受講し新しい知識を得ることによって、ニュースを見ている時などには自然と頭の中で学んだ知識と紐づけるようになり、自身の興味・関心の幅が広がっていることを実感しとても嬉しかったことを覚えています。

在学中の過ごし方は?
ちょうど1年目の終わりに第一子を出産しました。子育てとの両立はハードでしたが、その分時間のやりくりを工夫しあらゆるタスクを効率的にこなす癖がついたように思います。出産前よりも出産後の方が成績が良かったのには自分でも驚きました。子育てはあくまで一例ですが、仕事やプライベートとの両立は困難なように思えても、人間は追い込まれると力を発揮するものなのだと身をもって感じました。また、これまで切磋琢磨し励ましあってきた同期の仲間と一緒に修了したいという思いが自分にパワーをくれたのだと思います。

修了後の変化は?
自身の業務において何か判断をしたりする際に、これまでは自分の業務経験から得た知識が1つの拠りどころとなっていましたが、IBAで学んだことによって経験+アルファの幅広い知識が身につき、引き出しが確実に増えたことを実感しています。視野が広がり、学んだ知識に照らし合わせてこれまでとは違った切り口でものごとを考えることができるようになりました。この引き出しを更に増やすべく、修了後も引き続き聴講生として講義を受けています。

関西学院大学MBAで得たものは?
色々なフィールドで活躍する「仲間」との絆が一番の財産です。異なるバックグラウンドを持つ仲間たちとの繋がりは講義内だけにとどまらず、講義後の飲み会の場などでも意見交換できたことは自分にとって非常に良い刺激になりました。その関係は修了後も学びに遊びにと多方面にわたり続いており、同期だけではなく先輩や後輩とも関係を築き共に成長できるコミュニティが複数存在することもIBAの魅力だと感じています。

印象に残っている科目は?
行動経済学、システムデザイン演習、流通システム