2024/3/22

IBAでの学びが、企業経営を行う上での礎に。

佐々木 幸生さん

会計専門職専攻(アカウンティングスクール)

2010年3月修了

プロフィール
株式会社 ゆう幸「くら吉」運営会社 代表取締役 会長兼社長。
東北大学経済学部経済学科卒。2004年信金中央金庫入社。金融機関での業務経験を経て関西学院大学大学院経営戦略研究科にて会計・経営に関する理論を学び、2011年4月に株式会社ゆう幸を設立。立ち上げから数年間は、自ら製造業務にも従事し製餡業務など菓子製造技術を習得するとともに現場のマネジメントに関する知見を得る他、事業開発業務や営業業務を一手に担い、取引先との関係構築や販路開拓を成功に導き、百貨店市場等に関しても一定の知見を得るなど人脈を形成。さらに、財務・経理面において当社の経理実務やファンド・金融機関等との交渉も担う他、デザイン・ブランディング業務も一手に行い事業全般を統括している。

学び始めたきっかけは?
学部時代から大学院でより専門性の高い会計や経営の勉強をしてみたいという思いが強くありました。一旦社会人を経験することで実務的な観点からもイメージしながら学ぶことができるのではないかと考えて就職しました。その後退職し縁があって関西学院大学大学院経営戦略研究科にて学ばせていただくことになりました。

在学中の過ごし方は?
在学中はほとんどの時間を勉強に費やすことができました。
仕事は家業の非常勤役員として経理や財務の仕事をしていましたが、
時間的な拘束が少なかったので大学院での授業時間以外は上ケ原や梅田の自習室で過ごすことが多かったです。

修了後の変化は?
修了後に受験した公認会計士試験では、2次試験の一部科目合格まで進み、もう1年試験勉強を行う予定でした。様々な事情により会社を立ち上げることになり、会社の代表として今に至っています。

関西学院大学アカウンティングスクールで得たものは?
ビジネスマンとして、企業経営者として、様々な事象について調査や分析、さらに意思決定をする基礎となる考え方を学ぶことができました。企業経営を行う上でも会計の素養や基礎的な考え方があるのとないのでは、仕事を進める上でのアプローチが全く異なると思います。ベースとなる考え方を身につけることは実務を進める上でも重要なことだと考えています。

印象に残っている科目は?
連結財務諸表論、企業法