2024/4/9

連結会計の基礎(山地 範明)

企業の国際化・多角化が進展する中、連結財務諸表の重要性が高まっています。本講座の目的は、連結財務諸表を作成するにあたり必要となる基礎的な知識をできるだけわかりやすく理解することです。とりわけ、わが国における連結会計基準の基本的な考え方について解説します。

■受講生は、下記の書籍を購入して持参して下さい。
◎山地範明著『エッセンシャル連結会計[第2版]』2,750円

【講師】

山地 範明

博士(商学)関西学院 大学

関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。 京都産業大学経営学部教授を経て2005年より現職。 英国ウォリック大学ウォリックビジネススクール客員研究員(1997年~1998年)、 客員教授(2011年~2012年)。イタリア・パルマ大学客員教授(2019年~2020年)、 2006年~2009年公認会計士試験委員、 会計大学院協会副理事長(2018年5月~現在)、日本会計研究学会評議員(2015年9月~現在)、 国際会計研究学会理事(2017年9月~現在)。 主要著書に、『連結会計の生成と発展(増補改訂版)』(中央経済社、2000年)、 『会計制度(五訂版)』(同文舘出版、2011年)、『エッセンシャル連結会計(第2版)』(中央経済社、2021年)、 『エッセンシャル財務会計(第4版)』(中央経済社、2021年:共著)、などがある。

【受講をお勧めしたい方 】

・連結会計の入門から学習したいと考えている中級レベルの簿記学習者の方。
・連結会計処理の背後にある基礎的な考え方に関する理解を深めたいと思っている方。
・日本商工会議所簿記検定試験2級・1級の受験を考えている方。

【カリキュラム】

第1回 2024年5月5日(日) 12:15~14:45 大阪梅田キャンパス
連結財務諸表の基礎、連結貸借対照表

連結財務諸表の意義について理解した後、連結貸借対照表の作成にあたって必要となる会計処理(投資と資本の相殺消去、債権と債務の相殺消去)について学習します。

第2回 2024年5月12日(日) 12:15~14:45 大阪梅田キャンパス
投資と資本の相殺消去、支配獲得後の追加取得と一部売却

開始仕訳、段階取得による資本連結、支配獲得後の追加取得と一部売却について学習します。

第3回 2024年5月19日(日) 12:15~14:45 大阪梅田キャンパス
連結損益計算書、連結会計上の税効果会計

連結損益計算書の作成にあたって必要となる会計処理(連結会社相互間の取引高の相殺消去、未実現損益の消去)、連結会計上の税効果会計について学習します。

第4回 2024年5月26日(日) 12:15~14:45 大阪梅田キャンパス
連結株主資本等変動計算書、持分法

連結株主資本等変動計算書の意義について理解した後、剰余金の配当による修正、包括利益の表示、持分法の会計処理について学習します。

※本講座のお申込受付は終了しました。※