2020/8/28
玉田俊平太教授が顧問を務めてくださっている、イノベーション研究会、創新普及研究会、医療キュレーター実践会で合同シンポジウムを開催しました。2020年5月30日(土)10:00~ で時節柄オンラインでの開催となり、なんと200名近くのお申し込みを頂くことができました。オンライン開催については慣れないながらも先生方の知見や熱意をお伝えするため奮闘しました。
コロナ禍によって世界は変わる
〜我々はそれをどう捉え、アクションをおこしていくか?
1.コロナと経済
関西学院大学経営戦略研究科 玉田 俊平太教授
2.コロナとエフェクチュエーション
立命館大学 経営学部 吉田 満梨准教授
3.コロナとシステムデザイン
関西学院大学経営戦略研究科 冨田 欣和教授
4.3人の先生によるシンポジウム
玉田先生は、コロナ禍を経済の視点から捉えてわかりやすく説明し、私たちが個人、企業、国家レベルで生き残るためにどうすればいいかをレクチャーしてくださいました。そして、ここにこそイノベーションが必要なのだ!ということがわかり… 経済とイノベーションの関係性が現実の問題として理解できました。
吉田先生は、ご自身に起こったライフイベントに紐付けて、エフェクチュエーション(起業家の行動様式)についてご説明いただきました。エフェクチュエーションをこの場で初めて知った人も多く、すっかり虜になりもっと知りたいというお声を頂いています。
冨田先生は、現状を「これまで他人事であったVUCAが自分ごとになった」「今までは日本がダメでも外国へ、と逃げ場があったがコロナ禍では逃げ場がない」と分析した上で、「これから生き残っていくためにはシステムに飲み込まれるか?それともシステムを創造するか?」という問いを与えてくださいました。
イノベーションの理論から実践までを学び体感できるというIBAの強みを生かして、今後も3研究会で切磋琢磨しながら活動をしていかたらと考えます。
ご参加下さった皆さん、ありがとうございました! その後の実践は進んでますか??