当コースは、厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」認定事業、および文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定事業です。

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3期生 産業雇用安定センター兵庫事務所 参与 北田 夕子 様

ハッピーキャリアプログラム【女性リーダー育成コース】を受講して

私は女性インナーメーカーのワコールで平成元年に入社し、2018年12月末まで仕事をしてきました。そしてこの原稿を書きながら、2019年1月4日より上記の職場に出向し、人材系の仕事に就いています。

ワコールではシステム系から経理、人事系にも携わり大変充実した毎日でした。強いて言うなら、自分の実力不足で管理職としての仕事ができておらず、悔いが残っていました。リーダーとして更に上を目指そうと考え、子ども達も手が離れ自分の時間ができたこともあり、思い切ってこのプログラム参加の扉を叩いたのが3年前の、3期生です。約10ケ月、言葉では言い表せないほどの濃厚な時間、空間は充実感に溢れ、私の大切な宝物となりました。リーダーとしての理想像、あるべき姿等、得たものはたくさんありましたが、年齢、職種、環境の違う仲間たちと学ぶことで改めて外から自分の会社を見つめることができます。そして、いかに自分が【井の中の蛙】であったかも知ることができます。この経験は貴重でした。今までにはない角度、一歩離れたところから会社の存在価値を見つめ、その中で自分はどうしたいのか、どう貢献すべきかを考えるようになりました。そして自分がいかに会社に依存していたのかを発見することもできました。すると肩の力が抜けたというか、会社に対して自分でやりたいことを積極的に伝えようとの思いが沸いてきました。そんな思いを抱きながら、コース終了後もメンバーとの学びの機会にはできる限り参加しました。貪欲なまでの学びの姿勢、そして遊び心も忘れない空間にいつも刺激をもらい、時には自分の成長のなさに落ち込むこともありましたが、自分なりの歩みを進めることに集中しました。焦ることもなく、自分のこれからについて中長期的な計画、目標が立てられるようになったと思います。1つひとつクリアしていくために情報が必要であればアンテナを張る。すると思いがけないところから情報がやってきます。

こんなことがしたいとアピールすることも忘れずに。でも自分の行動、口にしたことには責任を持つことは忘れないで、どんどん種を蒔いて行く。すると、これが授業で習ったこと?と後で気が付くのですが、用意、準備をしていた人だけに起こる幸運がやってきます「Planned Happenstance Theory」。私はキャリアコンサルタントという資格を取得し、希望した産業雇用安定センター兵庫事務所に出向となり、資格を生かす仕事に就くことができました。これからも日々勉強となります。新人となるわけです。

これが正しい道なのかどうかはわかりませんが、新しいことにチャレンジできることに感謝して少しでも多くの人に役立てるよう邁進していきたいと思っています。
振り返れば多くの決断、巡りあわせ、タイミング等迷うことなくここまで来たように思います。すべての始まりは【ハッピーキャリア・女性リーダー育成コース】の受講だったと言っても過言ではありません。会社以外の仲間と、そしてきっと、長い人生の中でそう簡単には経験できない不思議な空間に足を踏み入れてもらえたらと思います。きっと中毒になると思いますのでご注意ください。