当コースは、厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」認定事業、および文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定事業です。

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マルホ株式会社 西村 雅代 様

マルホ株式会社
事業開発部 部長
西村 雅代

これは救いの手かも

私は当時、自分のキャリアプランがないまま、管理職となり、さらに短期間のうちに部長職に就いていました。業務経験は長くてもマネジメントの経験が少なく、当然、知識も能力も十分でないレベルでした。なんとかしなければ、と思いつつも、どうすれば良いか分からず、がむしゃらに目の前の仕事をこなすだけでじっくりと考える時間もなく毎日を過ごしていたとき、偶然、ハッピーキャリアプログラム女性リーダー育成コース5期生の募集説明会があることを知りました(確か、その時、既に説明会の3日前でした)。大内先生が女性リーダーに不足している点として挙げられていた「企業の教育訓練や配置転換の機会が少なく、それらを通して得られたはずの知識や経験・スキル」はまさに私に当てはまるもので、これだ!という思いで門をたたきました。

気づきの連続をすぐに実践

座学として学んだ部分はもちろんのこと、その知識を通してのケーススタディや受講仲間とのディスカッションは気づきの連続でした。参加当初は仕事と家庭に加えてプログラムに付いて行けるのか不安がありましたが、理論を学ぶことで目の前のモヤモヤがなくなり、複雑な状況にも前向きに取り組むことができました。むしろ、学びの場で受けた刺激をエネルギーに変え、すぐに職場で実践するという好循環が生まれたことで、目の輝きを取り戻した日々でした。さらには一緒に悩み、試行錯誤をする仲間の並走があったことも心強かったです。

自信と落ち着きを獲得

1年弱のプログラムを走り切ったことと、多くの学びから実践への道筋を掴んだことで自信を持って行動できるようになったと感じました。人前で話すときの私の声色自体が変わり、相手の行動を変えたいと思いをぶつけられるようになったように感じますし、精神的なキャパシティーが広がり、相手の理解度に気を配りながら落ち着いて対応できるようになりました。

変革の仲間づくり

社内を見回すとまだまだ女性リーダーの活躍の余地があり、私と同じような悩みを抱えている女性が多いのではと感じ、社内でこのプラグラム修了生を増やすことで、社内に変革をもたらすことができると考えました。まだ1名の仲間を増やしただけですが、タイアッププロジェクトに上司代理として誘っていただき、堂々と自身の考えを発表する彼女の姿で、彼女も社内で変革を進めてくれる仲間だと確信しました。
私が所属する事業開発部は同業他社との接点が多く、社内でも多くの部署と連携しながら新たな提携関係を創造しています。また、私を筆頭に特に女性活躍が目立つ部署です(例えば、女性管理職比率は全社で10%台であるのに対し、25%です)。当社は「あなたといういのちに、もっと笑顔を。」をミッションとしていますが、私はこのミッションの実現には、まずは誰もが笑顔で仕事に向かえる職場づくりが重要と考えています。自身のため、会社のため、社会のため、新たな挑戦を続けたいと思います。