ハッピーキャリアプログラム 女性のキャリアアップ・起業コース ーリカレント教育ー

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公益財団法人 都市活力研究所 山口 有佳子 様

2023.06.02 修了生便り

『キャリアアップはハピキャリ受講がきっかけだった』

公益財団法人 都市活力研究所
関西イノベーションイニシアティブ 研究員
山口 有佳子
(女性の仕事復帰・起業コース第8期修了生)

ハピキャリ修了から約7年。

本寄稿のご依頼を頂いたことをきっかけに、改めて自分自身のキャリアについて振り返ってみると、「自分のキャリアアップはハピキャリ受講がきっかけだった」と思っています。

【受講のきっかけ】

ハピキャリの受講を迷っていたとき、私は子供の生活に合わせることを目的に「働く時間帯を優先した今の自分にできること」を優先して仕事をしていました。当時、自宅で主婦のための習い事教室をしていましたが、経営についての専門的な知識もなく、「仕事」と胸を張って言えるのかと悩んでいた時期でもありました。

「このままで良いのだろうか」と思っていた矢先に知った「ハピキャリ」。もっと専門的なことを勉強したいという気持ちと同時に、「何かが変わるかもしれない」という思いで、とても高揚しながら面接を受けたことを覚えています。

【ハピキャリを受講して】

ハッピーキャリアでは経営戦略やマーケティングを中心に受講し、元々好きだった「マーケティング」を勉強できることが私自身のモチベーションにもなりましたが、必須科目となっている「キャリアデザイン」や「キャリカウンセリング」の授業で、自分と向き合い、自分の歩んできた道を振り返り棚卸することで、「自分のキャリア」について深く考えることもできました。私自身、特に目立ったキャリアがあるわけではないからと、就職することを諦めていたのですが、受講を通して、どこかで働きながら、副業で好きなことをしながらキャリアアップするやり方が私には合っているのではないかと気づくことができました。

【修了後】

2足のわらじが履けるなら、まずは「自分のできることからキャリアアップを始めてみよう」と、それまでの知識を活かせる仕事に絞って就職活動をし、ハピキャリ修了式の前には大学での仕事が決まりました。大学では学科長秘書としての仕事をしながら自分の「起業」に関する勉強もしていたのですが、大学の先生方が真摯に研究に向き合っておられる姿や研究内容に感銘を受け、「もっと世の中の人に研究を知ってもらいたい」と強く思いました。そのときに「産学連携」に大学が本格的に取り組んでいこうとしていることを知り、今すぐは無理でも、もしもチャンスがあれば、先生方の研究を世の中の方に知ってもらえる方法の一つとして、「産学連携」に関わる仕事に就きたいと思うようになりました。

そして今、私は「産学連携」に関わる仕事をしています。ハピキャリ受講前には考えられなかった仕事ですし、「産学連携」の経験はありませんが、まず始めてみた「大学での経験」があったからこそ、この仕事に携わらせていただくことができています。

2020年の新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、社会や価値観が大きく変化しました。テレワークの拡大など、働き方や価値観も多様化し、柔軟な対応が求められています。私たち女性は結婚・出産・介護など、自分のことだけを中心に考えられる時期だけではありませんが、コロナの流行により価値観が変化したことで、逆に「自分軸」を大切にしながら働ける環境が整ってきたと言えると思います。

何事も自分次第。

まずは第一歩踏み出してみると、「自分らしく働き、生きる」の言葉通り、自分らしい何かが見つかるかもしれません。

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