ハッピーキャリアプログラム 女性のキャリアアップ・起業コース ーリカレント教育ー

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株式会社ワーク・ライフバランス 原 わか奈 様

2021.06.11 修了生便り

「やりたいこと」を見つけた入り口がハッピーキャリアプログラム

株式会社ワーク・ライフバランス 原 わか奈
(ハッピーキャリアプログラム第9期修了生)

ー【妊娠中からの受講を決心】
2016年の夏。30歳で第二子妊娠中の私はハッピーキャリアプログラムの説明会会場に足を運んでいました。
第1子の育児休業中、27歳だった私は、育児をしながらではあったものの、毎日をただただ何もせず過ごし、貴重な育児休業が終わってしまったので、次の育児休業は何か自分のための時間も作ろうと胸に決めていました。そこで見つけたのが「ハッピーキャリアプログラム」。人材総合サービスの会社で入社当時から営業職1本でキャリアを歩んだ私は、社会人になってから、会社以外の友達はほとんどできず、毎日が長時間労働でしたので、社外のコミュニティや、新しい学びを得ることにわくわくしていました。
ただ、私の出産予定日は、11月4日。ハッピーキャリアプログラムは10月には始まるため、出産をまたぐことになります。1年受講を遅らすか、今受講をするか、ものすごく悩みましたが、思い立ったが吉日、申込をすることにしました。初日、同期となる20人強のメンバーが集まりましたが、私は臨月の大きなお腹で参加し、周囲にびっくりされたことを思い出します。


▲受講初日の写真(前列左から2人目が本人)

ー【仕事にしたい分野をみつけた瞬間】
久しぶりの大学で学ぶ授業は本当に楽しく、特に大内先生の人的資源管理は人材サービスに携わった私からすると大変興味深かった内容でした。出産予定日翌日の授業が人的資源管理で、どうしても休みたくなく、大量のバスタオルを梅田に持参し、周囲に心配されながら、受講しました(笑)。その6日後に無事に第二子を出産し、出産後3週間で授業に復帰し、なんとか3月の履修完了まで通いきりました。
産まれたばかりの子供を抱えながら、宿題、チーム討議、通学と、大変刺激的で、実りのある半年でした。社会人になってできた、志の高い友人は、今でも親交があり、同じ学びを得たもの同士、今のキャリアを応援しあったり、オンラインで飲み会をしたりなど、かけがえのない人脈になっています。
育児休業期間が1年強あったので、ハッピーキャリア受講後は、女性のキャリア形成や働き方に対しての社会的な課題を感じ、「ぷちでガチ!育休MBA」という、育児休業中のママたちに学びを提供する有志の団体運営に関わったり、国家資格キャリアコンサルタントを取得したりと、さらに学びを深めていきました。そして、育児休業が終わったタイミングで、夫の転勤もあり、務めていた企業の人事に異動をし、中途採用業務の傍ら、女性活躍推進のプロジェクトを立ち上げ、自社のワーキングマザーの働き方が少しでも良くなるよう、尽力しました。

ー【“やりたいこと”に気づき、転職】
2年ほど人事を経験したあと、もっと世の中の企業の働き方を変えたいと志新たに、現職の株式会社ワーク・ライフバランスでコンサルタントとして、働き方改革を支援する、最前線で働いています。振り返ると、大内先生の人的資源管理の授業を受け、日本が抱える働き方の課題に、大きな衝撃を受けたことが、今の私に繋がっています。今でも、人的資源管理の授業で学んだ資料を引っ張り出し、見直すことがあるくらい、自分の人生に大きく寄与したプログラムでした。
現在、沢山の企業に、働き方改革の必要性、具体的な進め方や事例を講演や研修といった形で提供しながら、いくつかの会社には、管理職や、チームメンバーとコミュニケーションをとりながら、長期のコンサルティングを実施しています。
また、これらの経験を経て、2021年4月には、育休復帰をするママたち向けにオンライン講演を実施しています。5年前の私からすると、全く想像できない今があると感じています。


▲写真の子供たちは、原本人の子ども。右の男の子がハッピーキャリア受講期間中に産んだ子

今の仕事を誇りに思いますし、きっかけをもらった、ハッピーキャリアプログラムや、大内先生、そして半年間共に過ごした仲間たちに心から感謝しています。妊娠中だから…と、1年間受講を遅らさず、あの瞬間に受講しようと決めた私の判断は間違っていなかったと、確信しています。
受講を検討している方がいらっしゃったら、当時妊娠中だった私でも履修完了し、新しい世界を手にしているのですから、きっと大丈夫!と背中を押してあげたいですね。

株式会社ワーク・ライフバランス
コンサルタントプロフィール 原わか奈
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