ハッピーキャリアプログラム 女性のキャリアアップ・起業コース ーリカレント教育ー

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上田 有希様

2018.05.01 修了生便り

仕事も家庭も主役で生きるために

上田有希
(ハッピーキャリアプログラム第7期修了生)

私は化学系メーカーで研究開発職に就いています。ハッピーキャリアプログラムは第一子の育児休暇中に受講しました。その後、職場に復帰。復帰から約1年半で第二子妊娠のため産休・育休を取り、2018年4月に再び仕事に復帰しました。

子供はもちろん可愛い。でも、自分の持っている能力を社会で生かしたい。家族も自分も幸せになるために子育てと仕事との両立はきっとできる。できるようになるために頑張ろう。そう思えるようになったきっかけはハッピーキャリアプログラムの受講でした。仕事と家庭のそれぞれにどんな変化があったのか紹介します。

【仕事では】
ハッピーキャリアプログラム受講前の私は自分のキャリアについてについてあまり考えたことがありませんでした。よりよい仕事をしたいと漠然と思っているものの、自分がどうなりたいのかについては考えていなかったのです。でも、育休中に職場復帰して子育てと両立しながら仕事を続けていくからにはモチベーション高く働きたい、仕事の時間をより有意義なものにしたいと感じていました。何か変化のきっかけになるのではないかと考えてハッピーキャリアプログラムの受講を決めました。
ハッピーキャリア修了後は、職場への復帰が楽しみでした。育休中も頑張ったことが自信となり、学んだ知識を生かしたい!と思えたからです。職場復帰後に自分が変わったなと思う点が多くあります。その中の二つを紹介します。一つ目は自分の仕事に対する考え方です。以前は何となく仕事をしていた私でしたが、今は、仕事は誰かにやらされているわけではない。私がしたくてしていること。主体的に取り組んで自分の能力を社会で生かしたいと考えています。この変化はハッピーキャリアプログラムでビジネスを学ぶって面白い。やっぱり私はうまく仕事を進めることに興味があって、いい仕事をしたいと思っているのだと再認識できたためだと思っています。二つ目は困った時のよりどころを得たことです。以前はモチベーションの低下に悩むことがあっても、明確な理由や解決手段は持っていませんでした。でも今は自分のモチベーションの源泉を知っているので解決ポイントがどこにあるのかを考えることができます。また、状況が煩雑になって躓いたときにはフレームワークを使って考えられないかと立ち止まることがあります。これらはハッピーキャリアプログラムでの学びが職場で生かされている場面だと感じています。

【家庭では】
ハッピーキャリアプログラムを受講するにあたって、一番の不安は子供のことでした。子供のために育休を取っているのに自分のことをやってもいいのかな?と思いましたし、子供は母親と一緒に居るのが一番なのではないか、預けるのは可愛そうだと感じていました。でも、夫に「社外の講座を受講して勉強するのは育児休暇中の今しかできないこと。今の時期はチャンスだ。やりたい気持ちが少しでもあるならやるべき。」と背中を押され、受講を決めました。受講当時7か月だった娘は授業の間は自分の母や義理の母にお願いしたり、家の近くの保育所の一時保育に預けたりして授業に通いました。離れた初日は不安でたまりませんでしたが、子供はすぐに慣れてくるものです。一時保育の間、「楽しく過ごしましたよ」と言われると、なんだ、思ったより大丈夫だ。と思えるようになりました。一時保育をお願いしていた保育所の方に「子どもを預けるのはかわいそうなんて思わず、あちこちで可愛がってもらえるのは嬉しいことだと思ったらいいじゃない」と言われたことが今でも心に残っています。
 ハッピーキャリアプログラムでは家でレポートや読書をする必要があります。子どもを寝かしつけてから宿題をすることもありましたし、夫が家事や子どものことをしている時間に私はパソコンに向かってレポートを作成していることもありました。やるべきことがあるときは家族が互いに協力する体制を構築するきっかけになりました。この辺りが現在の育児の分担に繋がっていると感じています。

現在は第二子の育休が終わり、職場に復帰しています。育休中の子どもと過ごすゆっくりとした時間は愛おしいものでしたが、職場に戻って忙しく働いていると本当の自分を取り戻したような気持ちになります。仕事の技術や知識をもっとつけたいと頑張っています。
ハッピーキャリアプログラム受講中は赤ちゃんだった娘はすっかり頼もしくなりました。保育園もお父さんお母さんも大好きな4歳です。下の息子は保育園に行き始めてリズムをつかみつつあるようです。我が家の家事負担は夫と半々です。週の半分は夫が子供を迎えに行き、夕食、お風呂、寝かしつけを担当して、私は残業をしています。夫婦互いに仕事も育児も主役でいたいと思っています。
私の仕事と子育ての両立は始まったばかりです。3年後、10年後にもより良い仕事をするために、楽しい家庭を継続するために私はまだまだ進化を続けています。

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