
川﨑 真規さん
経営戦略専攻(ビジネススクール)
プロフィール
大学卒業後、システムインテグレータ、グローバル戦略コンサルティングファームを経て、現在は、シンクタンク・コンサルサルティング企業である株式会社日本総合研究所勤務。
約10年間中国に滞在・駐在し、医療・医薬メーカー(現地法人)向けの戦略コンサルティングに従事。2019年に帰国し、かかりつけ医制度等の規制改革提言、リアルワールドデータ利活用の書籍を執筆。 2022年4月に、関西学院大学経営戦略研究科の中小企業診断士養成プログラムの第1期生として入学し、2024年3月修了。
現在は、医療・健康分野におけるベンチャー支援のエコシステム構築に従事しつつ、中小企業診断士として診断・支援実務に携わるとともに、診断学や養成課程政策の研究をすすめている。
中小企業診断士養成プログラムへの入学の動機は?
駐在先の中国から戻った際、日本のデジタル化の遅れに驚きました。日本の経済成長をマクロな視点で考えたとき、中小企業のDXやベンチャー企業の支援は不可欠であり、大企業のコンサルティングと併行し、中小企業や地域経済の成長にも貢献したいと思うようになりました。
関西学院大学には中小企業診断協会の理事や、大阪府よろず支援拠点で活躍する第一線の中小企業診断士、企業経営経験者をはじめ錚々たる講師陣が揃っています。普段お願いしても叶わないような方々に自分のレポートを見てもらえるわけです。そんな贅沢な経験はないと思い、入学を決めました。
なぜ関西学院大学の登録養成課程を選択したのですか?
関西地域の中小企業経営者と実際に授業や実習を通して接点を持つことができ、知見を深められるカリキュラムになっており、実践的な知識も得られる点に魅力を感じました。さらに、中小企業庁公認のプログラムだけではなく、関学MBAとしてのカリキュラムもあわせた特色ある学びができる点も選択した理由のひとつです。
また、キャンパスが大阪梅田駅近くにあり、仕事をしながらMBAと中小企業診断士資格の両方を取得できる環境が整っており、修了後に大学として公式な研究会に参加することもでき、継続した研究・ネットワーク作りができる点も本大学院を選んだ理由です。
実際に学んでみてどう感じましたか?
授業や実習の中で数多くの中小企業経営者と接することができました。その経験から経営判断の拠り所となる信念や理念が大企業経営者と異なることを実感しました。経験や人生から形成された独特の理論があり、それをいかに理解し、どう問題解決を提案するのか、中小企業診断士とての手腕が試される部分を大いに育むことができました。
さらに、ベンチャー企業支援や企業統治理論、イノベーションなども従来以上に深く理解でき、修了後は大学院での学びを糧に中小企業コンサルティングの副業を開始しました。
お金のやりくり法
参考書はなるべく購入するなど、学びへの出費は将来への投資と考え、惜しまないようにしました。学費のことや進学後の生活の変化などについては家族にきちんと伝え、理解を得てから入学を決めました。
私のおススメ科目
・ベンチャービジネス事例研究
ベンチャービジネスについて、事例業界業態・ビジネスモデル・ステージなどを問わず集中豪雨のようにそれらの情報を浴び、多数の事例の考察をしました。様々な課題への対応策や判断基準を考えるうえでとても参考になりました。
・中小企業経営革新
中小企業診断士として大阪府よろず支援拠点等で活躍する先生と経営革新事例を多面的に分析します。中小企業庁の経営力向上支援の対象企業を分析することで、中小企業支援政策への考え方についても理解が深まりました。
・テクノロジー・マネジメント
リソースが少ない中小企業にとって大企業が合理的にやらないサービスなどを創出することが重要です。そのためのイノベーションとは何かや、イノベーションのジレンマについて具体的な事例から学ぶことができました。
入学を検討されている方へのメッセージ
関西学院大学の中小企業診断士養成課程は、資格取得を目指す場にとどまらず、実務に直結する知識やスキルを習得しながら、自分自身の成長を実感できる特別な学びの場です。
そして、ここでの学びは、知識を修得するだけではなく、自分自身の成長と人間関係の構築にも大きな影響を与えてくれます。私は、クラスメイトや教授との交流を通じて、多様な視点に触れることで幅広い視野をもつことができました。特に、様々な中小企業の支援を行う中小企業診断士を目指す皆さんにとって、様々な業界、経験をもつ方々と知見を交換できるこのような場は非常に有意義なものです。互いに切磋琢磨しあう仲間との絆や、共に学び成長するプロセスは、学業だけではなく、今後のキャリアの広がりにつながります。現に、同プログラムの修了生には、独立した方や転職した方、私のように副業で個人事業主として中小企業のコンサルティングを開始した者がいます。さらに、修了後もいくつかの授業の聴講ができ、大学公式の研究会で活動できるなど、継続して学ぶことができます。
ぜひ、貴重な機会を得られる関西学院大学の中小企業診断士登録養成課程への応募を検討いただけると嬉しいです。
ある一週間のスケジュール
| 平日 | 平日は週に数日、夜間の授業を受講。 授業がある日は18時前に仕事を切り上げ、大阪梅田キャンパスに通学。22時まで授業を受講しました。 授業のレポート作成や課題対応は、翌日の業務に支障がないよう授業翌朝の早朝の時間帯を活用して進めました。 また、電車移動中などの隙間時間を使って授業内容を復習し、効率的に学習を進められるようにしました。 |
| 土曜日 | 週末は9時から21時まで大学院で授業を受講。 海外法人の社長経験者や個人事業主、中小企業の2代目社長など、多様な経験をもつクラスメイトとグループディスカッションや共同した課題対応を行い、実際の中小企業診断に近い形で課題に取り組むことができました。特にクラスメイトと課題について議論することで、多角的で深い視点を得ることができました。 |
| 日曜日 | 土曜日と同様に朝から晩まで授業を受講。 社会人になると人に教わる機会が減るので、大学院での2年間は特別な時間でした。 授業のない日は家族との時間にあてていました。 |

知識を血肉化しキャリアを転換する実践カリキュラムを体験しました
中小企業診断士 × 一級建築士の多様な視点から企業経営の力になりたい
在学中に「レジリエント株式会社」を起業。MBAでの学びを振り返って。
中小企業庁公認プログラム+関学MBAカリキュラムで、診断士の実践力と多様なネットワークを築こう!