2024/9/27

医療キュレーター実践会 第55回 開催のご報告

医療キュレーター実践会では、狭義の医療に囚われず広くヘルスケアに関わるテーマを、医療従事者とそうでない人が混じり合いながら、学び、考え、学びを実践する取り組みを行なっています。

今回のテーマは「コーゼーションのはずがいつのまにやらエフェクチュエーション
〜大企業、行政、医療で頑張るエフェクチュエーターへの応援歌〜」でした。

関西学院大学経営戦略研究科でエフェクチュエーションについて研究された、株式会社スナックレモネード代表取締役社長の谷口千鶴さんからエフェクチュエーションの理論的説明をしていただき、エフェクチュエーションへの愛も語っていただきました。谷口さんは今回の企画の提案者でもあります。

次に当研究会立ち上げメンバーで国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事長特任補佐の吉武徹さんから、これまでの官僚人生を語っていただきました。

エフェクチュエーションとコーゼーションの使い分けや官僚(公務員)こそがエフェクチュエーションを活用できる職業であること、世の中がエフェクチュエーションであることを認識することが大事。国民にももっとそれを知ってもらう必要があるといった話が質疑応答の中から出てきました。

官僚の仕事がいかにエフェクティブであるかや、そうあるあるべきかについて知ってもらうために出版しよう!という話まで飛び出しました。

顧問の玉田教授からから、イノベーションの理論とエフェクチュエーション&コーゼーションについて解説いただき、経営学をベースにした当研究会らしい最後となりました。

終了後の懇親会では、児童精神科医なおちゅんさんから、やりたいことを話していただき、それについてコメントしたりつながりを持ってくださる作業療法士さんが現れるなど、医療キュレーターらしい多職種がフラットに話せる場にもなりました。

「世の中のほとんどがエフェクチュエーション」という名言と新たなネットワークと取り組みが生まれた夜でした。

会員から持ち込んでいただいた企画が、このように学び多い時間を作り出すことを感じ、運営としても大変嬉しい時間となりました。

※エフェクチュエーションは関西学院大学経営戦略研究科の科目で、日本の大学で初めて正規科目として取り上げられたもので、優れた起業家の行動様式から生まれた研究です。