2025/6/25

イノベーション研究会 第162回セミナーの報告

今回のイノベーション研究会は、市民を巻き込んだイノベーションの方法論としてのLiving Labを取り上げました。

日 時:2025.6.1. 11:00-12:00
参加者:29名
テーマ:リビングラボ・トークin梅田 新しい価値を生み出す共創のつくりかた(「はじめてのリビングラボ」出版記念講演会)

講師:木村 篤信 氏
地域創生Co デザイン研究所(NTT グループ)ポリフォニックパートナー。一般社団法人 日本リビングラボネットワーク代表理事

講師:安岡 美佳 氏
ロスキレ大学准教授。北欧研究所代表。京都大学大学院情報学研究科修士課程修了、東京大学工学系先端学際工学専攻を経て、2009年にコペンハーゲンIT 大学で博士号取得。コペンハーゲンIT 大学助教授、デンマーク工科大学リサーチアソシエイツ等を経て現職。

リビングラボとは、暮らし(Living)と実験室(Labs)を組み合わせた言葉で、市民や企業、公共機関、大学などが協働して社会課題の解決や新しい価値を生み出すための仕組みです。 その研究者でもあり日本での実践者である木村さん、そしてリビングラボが盛んな北欧・デンマークで研究活動を続けておられる安岡さんに、最近出版された著書の内容についてご紹介いただきました。

下記のテーマを端緒に会場とのディスカッションを行いました。
-イノベーションとリビングラボの関係性
-リビングラボをどう活用するのか?
-リビングラボ実施に向けた課題
これに関しての鋭い質疑がありあっという間の1時間でした。
例えば、
-リビングラボでいう「みんな」とは誰か?日本の教育を受けた人がそれをできるのか?
-リビングラボは民主主義から生まれ、それをうまく進めるためにある 教育も大事。
-デンマーク人は仕組み化がうまい。 などです。

事後のアンケートでは「実践内容を共有したい」という意見もありましたので、今後もLiving Labを取り上げていきたいと思います。
2023年からLivingLabを扱ってきた医療キュレーター実践会と共催で行いました。