2025/1/6

医療キュレーター実践会 第56回 開催のご報告

医療キュレーター実践会では、狭義の医療に囚われず広くヘルスケアに関わるテーマを、医療従事者とそうでない人が混じり合いながら、学び、考え、学びを実践する取り組みを行なっています。

今回は「エフェクチュエーション de 医療経営」というテーマで、内藤嘉之先生/益田市立介護老人施設くにさき苑施設長・社会医療法人愛仁会前理事長と谷口千鶴さん/株式会社スナックレモネード代表取締役 に御登壇いただきました。

まず最初に、谷口さんからエフェクチュエーションの理論について概要をわかりやすくお話しいただきました。谷口さんはエフェクチュエーションをIBAの課題研究としても取り上げられ、今はこれを軸に事業も立ち上げておられます。
その後に、内藤先生からこれまで医療業界での取り組みを経営の視点でお話しいただいたのですがその実績がすごい!医療経営の業界で最先端をいく愛仁会の理事長を務められたのですが、例えば6500人を抱える組織を運営された実績があり、COVIT19パンデミック発生時にも医療経営と地域医療の両立を果たされました。また今回のメインとして明石市医師会立明石医療センター立て直しを、麻酔科医の専門性を活かして行われたのでした。なんと嬉しいことに、内藤先生はIBAで経営学も修められているのです!!

これまでの理論に基づくコーゼーションと、エフェクチュエーションをまるで車のアクセルとブレーキのように使い分けて、危機を乗り越えてこられたお話は大変勉強になりました。医療経営はどちらか一方だけでは足りないのですよね。
エフェクチュエーションと医療の親和性、そしてコーゼーションとの使い分けなどについては、これから理論化できるのではないかと思います。今回の研究会をきっかけに、この点の研究も進めていけたらと思います!

内藤先生は重症患者さんを受け持たれているためにお忙しくお写真にはおられませんが、本当にありがとうございました。