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活躍する修了生

51歳で中小企業診断士として独立。会社員での経験や知識を体系化し、新たな知見を得る

  • 企業経営戦略
  • 修了生

顯谷 敏也さん
経営戦略専攻(ビジネススクール)
企業経営戦略コース テクノロジーマネージメント プログラム
2014年3月修了

プロフィール
株式会社アティックフェイス代表、兵庫県立大学大学院経営研究科特任教授。関西大学大学院工学研究科修了後、シャープ株式会社へ入社。2012年、独立を機に関西学院大学ビジネススクールへ入学。

ビジネススクールに進学した経緯
大学院修了後、シャープ株式会社に入社。液晶の製造工場での立ち上げを通じ、物流設計、生産性改善、業務プロセス設計や組織マネジメントなどに携わってきました。会社員には定年がありますが、年齢を重ねても社会と関わり続けたいと思い、独立を決めていました。中小企業診断士としてこれまでのキャリアを活かすためには、知識や経験を体系化することが重要になると考え、関西学院大学ビジネススクールへ入学しました。「イノベーション」研究の第一人者、玉田俊平太教授から教えを受けました。

ビジネススクールでの授業・研究の魅力
修士論文では、「イノベーションのジレンマ」に基づく技術マネジメントのあり方について取り上げ、日本の液晶テレビがなぜ消費者のニーズから離れていったのかを、自身の経験を基に紐解いていきました。大学院での学びや研究というのは、単に知識を習得するだけではなく、今までの知識を用いながら新たな切り口に気が付くことだと思います。私自身が教壇に立つようになり、ビジネススクールでの教育が、いかに視野を広げることのできる、優れた教育だったのかを改めて実感しています。

私のオススメ科目
【テクノロジー・マネジメント】
新しい製品やサービスなど、技術を基にしたイノベーションが爆発的に広まるには、どのような要素が必要なのか具体的な事例を通じて学ぶことができます。
【イノベーション経営】
イノベーションのメカニズムと企業内外に働く力を理解し、既存事業のルールを破壊し、業界構造を劇的に変化させる「破壊的イノベーション」を企業がどのように生み出していくのか、マネジメント手法を習得します。
【行動科学】
商業施設での人の流れを観察するフィールドワークや、インタビューの文字起こしなどを分析し、消費者の行動の分析や、マーケティングリサーチについて学習します。

お金のやりくり法
独立後すぐに入学したため、独立資金の一部と奨学金で学費を賄っていました。大学独自の支給奨学金「ベーツ第1種支給奨学金」を受給することができたため、授業料の半額が給付されました。

ある一週間のスケジュール

月曜日 午後から、支援先の企業へ訪問。業務改善や、コストの削減などの提案を行います。
火曜日 午前中はクライアントとの打ち合わせ。午後からは経営相談の窓口業務に当たります。業務終了後、授業へ。
水曜日 製造業を行っている企業を訪問し、会社員時代の経験をもとにアドバイスやサポートを行います。
木曜日 日中は公開セミナーの講師として教鞭を取り、夜は授業に参加します。
金曜日 製造業を行う企業へ訪問。終日、コンサルティング業務。
土曜日 午前中に、支援先の企業の会議に参加しました。
日曜日 休みの日や空いている時間は、授業の宿題や研究を進めたり、翌週のコンサルティング準備をしています。

 

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