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武者 航平さん
経営戦略専攻(ビジネススクール)
企業経営戦略コース専攻 自治体・医療・大学経営プログラム
2022年9月修了

プロフィール
兵庫県庁に勤務しており、これまでイベント関係の部署や県立大学のキャンパスで約8年間働いてきました。現在は、令和4年秋に開催する「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会」の準備を行う部署で勤務しています。

MBAの取得を意識し始めたきっかけは?
県庁での業務の中で、日々の業務の効率化や民間の活力をうまく公共の運営に絡めていけないか、課題を感じるようになり、そのための知識を職場の外で習得する機会がないか考え始めたことがきっかけです。入学を検討する際には、仕事と学業の両立が辛くならないか懸念しましたが、周囲にも同様に仕事の傍ら大学院に通われている方がいたこともあって、入学を決断しました。

多くのビジネススクールの中から関学を選んだ理由は?
私の場合、兵庫県庁に勤務しておりますので、公共領域の知識と民間の知識を両方学びたいという思いがありました。関西学院大学ビジネススクール(以下IBA)は関西のMBAスクールの中では数少ない、公共系のカリキュラム(自治体・医療・大学経営プログラム)が存在することから、入学を希望しました。

入学後の変化は?
県庁では私の年代の職員は割り振られた事業のオペレーションを担当することが基本的な業務となります。そういった意味では、県政の中ではミクロな業務を担当しているといえるかもしれませんが、IBAで公共の理論を学ぶことで自分の業務が県政全体にどのように作用しているのか意識する視点が持てるようになりました。また、IBAでは民間企業の事例を多く学びましたが、成功をしている企業の多くが障害に直面し、それを乗り越えながら成長をしていっています。それらの企業の取り組みは、日々業務で困難に直面した際も参考になりました。

在学中の過ごし方は?
IBAの平日の授業は夜間開講になりますので、授業のある日は仕事を早く終えられるよう工夫して、両立をしていました。また、授業の履修に関しては、受けたい授業の時間割を考慮しつつも、できるだけ、土日どちらかに授業をまとめて受講できるような履修を意識していました。

修了後の変化は?
修了にあたっては、約半年間の期間で自分の定めたテーマに沿って課題研究発表・課題研究論文の執筆に取り組みますが、私は「イベントを通じた行政の業績評価」をテーマに研究に取り組みました。
県庁で業務に取り組むにあたっても、自分の事業が県民の方にどのように影響しているか意識しながら取り組むことが非常に大切だと考えていますので、IBAでこのような知識をしっかりと学べたことは今後のキャリアの礎になると感じています。また、今後のキャリアでもIBAで得られた知識を直接的に活かす機会を模索して行きたいと考えています。

関西学院大学ビジネススクール(IBA)で得たものは?
当初目的としていた公共領域の知識と民間の知識の両方を学ぶということは、IBAで勿論得られたところです。知識に加え、同級生や所属させていただいた石原先生の研究室の諸先輩と繋がりを持つことができたことも、今後の人生に役立つ財産になったと感じています。また、大学院への進学は、自身のあり方を職場や家庭といった普段身をおいている環境から離れて見直す機会となり、大きな自信になりました。

印象に残っている科目は?
会計学、統計分析論、マーケティング・マネジメント

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