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インタビュー

2017年公認会計士試験 合格者インタビュー

  • 公認会計士試験合格者

2019年11月26日

合格者が語る

関学アカウンティングスクールと公認会計士試験

【2017年】

line 2017年の公認会計士試験において、関学アカウンティングスクール(以下AS)では8名の方が合格しました。そのうち、4名の方に合格体験記として、貴重なお話しをして頂きました。聞き手は、山地範明(会計専門職専攻教授)です。

 


「国際学部から公認会計士へ」  松本莉奈さん(2017年3月修了)


*まず、公認会計士試験を目指したきっかけを教えて下さい。
公認会計士試験を目指したきっかけは、国際学部1年の時に参加したあずさ監査法人のイベントです。学部3年の秋から専門学校で会計士試験の勉強を始め、学部卒業後の合格を目指していたので、AS入学は考えていませんでした。ゼミの先生に勧められてASに入学しました。AS2年生の12月の短答式試験に合格し、修了した年に論文式試験に合格しました。

*順調に合格されましたね。ASでの2年間の勉強方法について教えて下さい。
ASに入学する前に専門学校の勉強は終わっていたので、授業があるときはAS中心に勉強をしました。予習をさらりとして復習中心です。クオーター制なので2か月弱で一科目が終了し、勉強計画が立てやすいことがプラスになりました。平日の朝派でしたが、土曜日社会人学生に会えるのがよかったです。試験科目の課題研究を履修したことが、短答式試験と論文式試験につながりました。ASを中心に勉強したほうがいいです。短答式試験免除は利用しませんでしたが、心理的にはこの制度はよかったです。

*監査法人でのインターンシップはどうでしたか?
とてもやる気になりました。他大学のアカウンティングスクールの方とも話が出来てよかったです。

*AS修了後、8月の論文式試験までどのように勉強を続けましたか?
2年生の授業終了後、専門学校の答練を受け、答練終了後はまとめのノートを作って整理をしました。

*合格するために一番必要なことは何だと思いますか?
根性です。自分との闘いでした。たとえ2年計画で受からなかったとしてもあきらめないことです。


「部活漬けの日々から公認会計士へ」      久松幹宣さん(2017年3月修了)


*まず、公認会計士試験を目指したきっかけを教えて下さい。
4年生まで水泳をしていました。スポーツのように結果が出せる、やりがいのある仕事につきたいと考えていましたが、公認会計士の方に会って、いろいろな会社をみることができる会計士の仕事に魅力を感じました。4年生から専門学校に通い勉強を始め、AS1年生の12月の短答式試験に合格、ASを修了した年の8月の論文式試験に合格しました。

*短答式試験合格は早かったのですね。ASでの2年間の勉強方法について教えて下さい。
ASでは苦手科目に取り組み、復習中心で勉強しました。自分の信じた勉強方法を続けることが大事です。クオーター制は授業の進度が速いことが負担でしたが、いろんな科目を履修することができる魅力のほうが優ります。専門学校が表面的ですが、ASでは仕訳ひとつをとってみても、その本質を知ることができ、力はつきました。短答式試験免除の制度は使わなかったが、短答式試験は運要素があるので、免除制度があるほうが楽です。社会人学生との接触は良い人生経験になりました。授業で資料などをまとめたが、振り返る機会がなかったので、もっと見ておけばよかったと思います。

*AS修了後、どのように勉強を続けましたか?
専門学校の答練以外は、ASの自習室で朝から夜まで勉強し、勉強の環境はとても良かったです。

*合格するために一番必要なことは何だと思いますか?
根性です。精神論は好きではないですが、根性です。根性があれば風邪もひきません。
勉強はスポーツと違って、やればやるだけ力がつきます。


「ASからスタートして公認会計士へ」     西原啓安さん(2015年3月修了)

*まず、公認会計士試験を目指したきっかけを教えて下さい。
いろんな分野にチェレンジできる職業として魅力を感じました。学部は商学部ですが、学部時代は勉強していません。AS入学後本格的に勉強を始め、AS修了後の5月の短答式試験に合格し、8月の論文試験には失敗しましたが、翌年に論文式試験に合格しました。

*短答式試験免除の制度を上手に利用し、順調に合格されましたね。ASでの2年間の勉強方法について教えて下さい。
ASで基礎から、復習中心で勉強しました。ワンツーマンで学ぶことが出来、ASでしか勉強出来ない科目があります。短答式試験免除制度があるので、論文式試験から逆算して、ゆとりをもって勉強計画を立てることが出来ました。会計士試験に合格することが目標なので、関連科目を優先的に履修しました。論文式に特化した科目を2年生で履修しました。クオーター制は2か月弱で切り替えることができ、短すぎるデメリットは課題研究で深めることができました。課題は必ず解き、計算科目以外は仲間と議論しました。ASには、会計士受験生ではない人、留学生、社会人学生などいろんな人がいたので、勉強以外の面で刺激を受けることができました。専門学校のテキストではなく、ASの授業の教科書を読むということをもっとすればよかったと思います。

*AS修了後、どのように勉強を続けましたか?
一年間は関西に残り勉強をしましたが、一回目の論文失敗後、地元の広島に戻り、あずさ監査法人のアシスタントをしながら、勉強を続けました。朝6時に起きて、夕方5時に仕事が終わってから勉強するという生活でした。

*合格するために一番必要なことは何だと思いますか?
積み上げていくことです。あきらめることは一番イージーです。受験期間は大変だけれども、踏ん張って乗り越えるしかありません。


「高校生の頃からの夢を実現」     高松孝次さん(2015年3月修了)

*まず、公認会計士試験を目指したきっかけを教えて下さい。
高校の職業体験で、公認会計士という職業に出会いました。商学部へ進学し、1回生から専門学校へ行きましたが、大学との両立が難しく、3回生から本格的に勉強を始めました。AS修了後、短答式試験を受け、2年目に論文式試験に合格しました。

*高校生からの夢を実現されたのですね。ASでの2年間の勉強方法について教えて下さい。
計算科目が苦手だったので、期末試験でいい成績と取れなかった場合は関連する科目を履修し得意科目になるように注力しました。短答式試験免除制度を利用することで、論文式試験に特化した勉強ができ、効率的に勉強することが出来ました。実務家の先生の授業では、知識だけでなく実務を意識しながら勉強をすることが出来、とても楽しかったです。先生方と授業後、食事を一緒にすることが出来たのも良かったです。テストに出る箇所しか勉強しなかったので、もっと全体的に勉強していればよかったです。

*AS修了後、どのように勉強を続けましたか?
地元の広島に戻り、岡山の専門学校に通学し、勉強を続けました。ビデオ学習のため講師がいないので、生徒同士で議論しながら勉強を進めました。

*合格するために一番必要なことは何だと思いますか?
勉強できる仲間がいることです。合格できるのか不安はつきものですが、勉強が進めば自信もついてきます。

 

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